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[2022年8月7日主日礼拝の聖餐式にて 岡山師のメッセージ] 聖餐式と言いますのは、イエスさまが十字架に掛かられる前の夜、弟子たちと最後の食事をされたときに、「これをわたし(イエスさま)の死の記念として世々行いなさい」と定められたものです。そして、それは私たちのために、十字架に死んでくださり贖いの死を遂げられ、新しい契約を、イエスの血によって、十字架の死によって結ぶのだ、という、そのことを示すものです。そしてこの聖餐にあずかる時、イエスさまは親しく私たちのうちに臨んでおられて、この聖餐によって、私たちは一つとされていると。全世界でこのキリストの教会が守り続けているものであります。 そしてこの聖餐にあずかる前に、この一か月の間の事を思い返しまして、神さまが望んでおられるように、何か神様を悲しませることがあったならば、それを悔い改めて、そして新たな思いでこの聖餐にあずかり、新しいひと月を歩む、そういったことですね。深く自らを省みて、そしてイエスさまの恵みによって、罪赦されたことを信じて、そして歩む、そういう式であります。 では、わたしたちはどう歩んだらよいのか、それは旧約聖書の十戒、「このように歩みなさい」と神様がおっしゃっておられることばです。この言葉に照らし合わせて、自分の歩みを振り返るということですね。 |
十戒の最初の4つは神を愛すること、あとの6つは隣の人を愛することです。「してはならない」と書いてありますが、イエスさまはこれを積極的な希望ある歩み方として捉えて教えておられます。 |
わたしたちは自分の力ではこれらを行うことはできません。聖霊の御助けが必要です。聖霊が働かれますと、実を結ぶことができます。 |
旧約聖書のことば、イエスさまのことば、パウロのことばをもって、私たちの歩みを振り返り、悔い改めることがありましたらそれぞれ悔い改めて、この聖餐にあずかりたいと思います。 静まりの時を持ちましょう。 罪深い私たち、口の汚れている私たちでありますけれども、このような者たちのために、イエスさまは小羊として十字架でほふられ、その血によって私たちを救い出してくださいました。主イエスは渡される夜、パンを取り、感謝の祈りをささげた後、これを割き、こういわれました。「これはあたながたのためのわたし(イエスさま)の体です。わたしを覚えて、これを行いなさい。」 食事の後、同じように杯を取って言われました。「この杯はわたし(イエスさま)の血による、新しい契約です。飲むたびにわたしを覚えてこれを行いなさい。」 古い契約はこの「十戒」でした。これを守った者は、神の民とされた。けれども、罪深い私たちは、それを完全に守ることができなかった。そのためにイエスさまが来てくださって、ご自身の血による新しい契約、十字架で死なれたイエスさまを信じるなら、罪赦されて、神の子としていただくという、この新しい契約を結んでくださいました。 キリストは子牛(いけにえ)の血によってではなく、ご自分の血によって、ただ一度だけ聖所に入り、永遠のあがないを成し遂げられました。 イエスさまが、私たちのために死んで、この永遠のあがないを成してくださったことを感謝したいと思います。 |